映画の話

春休み中というコトで普段よりは映画を見る時間がある。
とりあえず一般に評価が高いのとか名が知れてるやつは高校在学中ぐらいまでに見ておきたいと思ってたし、
前に買ったTSUTAYAの映画ハンドブック的なの(まあ要はジャンル別にランキングとか載ってるやつ)を片手に気になるのをチェックしたりして。
とりあえず現時点では、ぼくを葬(おく)る、シザーハンズ、ターミナルを見ました。
どうせだから、ひとつずつ簡単な感想でも。

「ぼくを葬(おく)る」

　　　　　　　　　

まずタイトルに惹かれて、ランキングにも割と高い位置で入ってたし、
ってコトでちょっと軽い気持ちで借りてみた。
フランスの映画。主人公はカメラマンやってる男の人。
簡潔に話すと、突然「ガン、余命3ヶ月」言われて、どうするのかっていう。
でも見てて、それが主体じゃなかった気がする。
途中とか最後の方とか、わたし自身、そんなの意識して見てなかったな。
随所に日本とフランスの価値観の違いとかを感じました。
やっぱり向こうはゲイの人とか多いのかな？
家族も主人公が同性愛者なのを当たり前のように対応していたし、
あとお店で偶然会った見知らぬ女の人に
「旦那の体に問題があって妊娠できないから代わりにセックスしてくれないか」
って言われて、了解して、その人とその旦那さんと主人公でのベッドシーンがあって。
奇妙な光景だった。
でも、そのシーンが全く不自然じゃないのがますます不思議だった。
全体的にとっても静かな映画で好印象。
字幕で、喋ってるのはフランス語だけだったんだけど、逆にそれが良かったです。

「シザーハンズ」

　　　　　　　　　　　　　　　

これはもうね、単にジョニーデップが出てるからずっと見たくて。
でも見たらすごい良かった！見て良かった！
何より、主人公のエドワードが可愛い！好き！！
やっぱりジョニー演技上手いなあ。表情とか動き方とか。
お話自体も良かったし。終わり方も好き。
たまにぷっと笑えて、でもやっぱり寂しさとかそういうモノが影にあって。
今度中古とかでいいから買うつもり。

「ターミナル」

　　　　　　　　　　　　　　　

見ようか迷ってたんだけど、この、パッケージのトム・ハンクスの表情にやられて。
表情だけで見る気にさせるなんてやっぱり役者としてすごいんだろうな。
これもかなり良かったです。
演技とか、細かいところまで行き届いてる感じがした。
すごい酷い話だけど、主人公が暗くないから良い。
周りの人たちも。
上手くいったときやどうにかこなしていく姿を見てるとすごい気分が良いし。
部分的にちょっと悲しい結末もあるけど、
全体的にはハッピーエンドで見た後の感じもわりとすっきり。
素直に泣けるし、感動的な作品かと。


知名度も高いし、見たことある人が多い3作だとは思うけど
もしまだ見てなければぜひ。
さーこれからもいっぱい見るぞ。